目が覚めると世界が変わっていた。
日本ではトラックに轢かれて異世界転生して無双するのがテンプレートになっています。
この作品も同じようにみんながビートルズを知らないのをイイコトに自分の作品として世に発表し、人気をものすごい速さで集めていきます。
しかし、主人公は他人の作った曲で人気を獲得していくことに後ろめたさを感じていくのです。
両親や友人、知らない人までもが主人公を天才と褒め称えますが、全員に嘘をつき続けていることに葛藤します。
異世界転生時に神様に与えてもらったチートスキルに悩む作品を見たことが無かったのでこの点がすごい良かったです。
ラストシーンでは主人公は嘘を告白しますが、涙なしには見れない感動の場面なので是非まだ見てない方は映画館で見て欲しいと思います。