いつも読んで頂きありがとうございます。とぜです。
今話題(2019年11月16日時点)の劇場版すみっコぐらしを観てきました。
昼ごろ見に行ってきましたがキッズアニメにも関わらずぱっとみ満席に近い状態で熱狂ぶりが伺えますね。
感想の前にあらすじ
やる気がないペンギンだったり、残されたタピオカだったり、とんかつの端っこのほぼ衣しかない部分がマスコット化されていてかわいく動き回ります。
主人公たちすみっこ一行は仲良くすみっこで生活をしていました。
一行は絵本の世界に入り、元の世界に返るため思考錯誤するお話です。
感想
絵本の世界から脱出するまでに、自分達の居場所とは?仲間とは?差別とは?といった冒険が繰り広げられます。
キャラクターがかわいいのでマイルドになっていますが、かなり重い話をわかりやすく構成していると思いました。
すみっコ達は絵本の世界で黒い謎の生物と出逢い、彼の居場所を探しますが、残念ながら彼の居場所は絵本の中に見つかりませんでした。
「居場所がないなら僕たちの仲間になろう」と黒い生物に仲間になろうと優しく歩み寄るすみッコたちには心打たれるものがありました。
しかし、絵本の世界の住人と現実の世界の住人、別れが訪れるのですが、その結末が涙なしには見れないものでした。
たとえて云うなら、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」のつばきちゃんを想起させる展開ではありましたが、見た後に心が温まることは間違いなしです。
正直、たかがキッズ向けのマスコットアニメだと内心斜めに構えていましたが、大人ほど感動できる作品であると思えます。
ちょっとでも興味のある方は是非見に行きましょう。