まんがと図説ピケティと資本論
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感想
「漫画と図説」とありますが、漫画部分は基本的に1話完結のオムニバス形式です。
よって、この手の解説系漫画にありがちな知識の無い主人公が解説役のキャラクターに重要なポイントをざっくり教えてもらいながら少しずつ成長して行く様子が無いため、漫画の重要性がよくわかりませんでした。
よしんば100歩譲って漫画の意義が薄いのはいいとしても、ピケティ及びマルクスの説明で重要な数式は一応横書きで紹介されているものの、基本的な数字や式の説明を縦書きで行っているため、非常に読みづらく頭に入ってきません。
軽い気持ちで買ってさくっと読むのには向いてはいないように感じました。
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